資料館でお芋

26日から二日間、久しぶりに九歴の受付で働きました。

九歴というのは小郡市にある福岡県の歴史系博物館、九州歴史資料館のこと。以前は、40年近く太宰府市にあったのですが、5年前に小郡市に移転開館したのです。展示室に加え、図書収蔵庫もあり考古学について深く学びたい方には最高の環境が整っています。

私自身は5年前の開館の時から受付で働いています。出産を機に一旦は辞めましたが、現在は依頼された時にだけ働いています。

建物は全面ガラス張りになっているので受付に座っていても外の緑を眺めることができます。正面玄関近くには欅の木が植えられていて、開館当初から比べると地面の芝生に馴染んで一回り大きくなったようです。

さて、いつものように受付に座って外を眺めていたら懐かしい人が入ってきました。このお客さんは、70代のおじいさんで数ヶ月に一回のペースで来館される方。刀剣を習っているそうでそのお話を受付でよくされるのです。

今回はおしゃべりはあまりされず、中に入っていく前に

「これ、食べんの。」

と紙袋を差し出されました。

中を覗いてみるとあつあつの丸っこい焼き芋が入っていたのです。

お礼を言って早速事務所の職員さんと分けて食べました。

おじいさんが展示を見終わって帰られるとき

「お芋 ごちそうさまでした。ほくほくして美味しかったです。」

と伝えるとニコニコして帰って行かれました。

食べ物を差し出す人は初めてで驚きましたが、このおじいさんは、今回焼き芋を届けるためだけに来られたのだと思います。

このように九歴に来られる方の目的は様々です。真剣に展示を見たい方、寛ぐため・気分転換のために来られる方など。散歩がてらふらっと立ち寄るという気持ちで気軽に足を運んでいただければと思います。新年は5日からです。

母と子のクリスマスカード

おはようございます。

昨夜は今年最後の満月を見ました。空が澄んでいてとても美しかった。

昨日は想いの詰まった一枚のクリスマスカードが届きました。Autumn の生徒さんからでした。

3歳の娘さんと一緒に書かれたきり絵のカードと生徒さんが書いた英語のメッセージ。自分の気持ちを英語で伝えたいという生徒さんの強い意志が伝わってきました。彼女はとても意欲的に自己学習を続けているようです。外国語を学ぶ楽しさを共有できることがとてもうれしいです。

きり絵のカードは、娘さんの不思議な文字とくしゃっとしたやわらかなサンタクロースが素敵です。今だけの特別な一枚ですね。

本当にありがとうございました。来年も共に学んで行きましょう!

バッタが教えてくれたこと

土に還る

冬空の下、ひとつのちいさな命が土に還った
彼は 自らの生を全うし静かに息をひきとった

夏の終わりに植えられたマリーゴールド
彼はその花々の邸宅を己の棲家と定めた
人間の時計では計ることのできないリズムで自分の家を移動していた
葉にしっかりとしがみつき彼は何を思っていたのだろうか

一寸ばかりの草色のバッタ
この秋を共に過ごした隣人
秋空の下 移ろいゆく光を共に感じた小さき命

彼の死は思いがけずにやってきて
私は当惑した

あなたが死ぬなど思ってもみなかった
私は三センチばかりの体を手のひらにのせ 冬の空気を味わった

彼の死について私はしばらく考えたが答えは出ないままだった

しばらくして年の瀬をむかえ 私はあのバッタに呼ばれたかのように
近所にある川沿いの公園に来ていた

すっかり葉を落とした木々たちは 全ての肌を露出しさっぱりとしていた
代わりに地面はふかふかのじゅうたんが敷かれ 豊潤であった

我が衣を全て土に還す木々たち
その潔さ
まさに美しさの根源ではないか

全ては土に還る 植物 生物 そして人も
全てが繋がった
あのバッタの死が意味していたこと
そして彼の伝えたかったことが

土に還るまで みなで 彼と共に空を 空気を においを感じていようではないか
いずれ もう誰も恐れるものはいなくなる

Autumn の模様替え

みなさん、こんにちは。

今日は、お散歩するのに気持ちの良い暖かなクリスマスとなりましたね。

Autumn には午前中に新しい生徒さんが来てくれました。美術部所属の中学一年生の女の子。好きな色は空色だそう。

リーフレットを見て Autumn に興味を持ってくれた生徒さん。とてもうれしかったです。ありがとうございました。

今日は生徒さんのお母さんも一緒に簡単な面談をした後、早速レッスンに入りました。学校の教科書やプリント類などを見せてもらいながらこれまでの総復習をしました。本人は英語に対して苦手意識を持っているようですが、基本は抑えている生徒さんだと感じました。あとは練習あるのみです。学校では、過去形も既に学習済みだったので重要動詞の規則変化と不規則変化について文章を作りながら練習をしました。学校の教科書では文法事項は全部学習済みとのこと。次回からは、もう一度動詞の現在形と過去形、そして現在進行形、代名詞についておさらいしましょう。

☆昨日から教室に本棚を入れて少し模様替えをしました。そして Autumn リーフレットの木々の原画を飾ることにしました。原画の葉っぱの部分は、淡いグリーンとレモン色です。フレッシュな気持ちになります。

クリスマスの粗忽者

「はるちゃんとあきちゃんでろうそくをふーってしてね。」

今日は、姪っ子家族と一緒にクリスマス会をしました。晩ごはんを食べた後にクリスマスケーキを美味しくいただき、みんなが食べ終わった後に私の告白を。

「実はまだこのケーキ代払っていなくてね、、、」

そう、未払いのケーキをみんなで食べたのでした。

三時に予約をしていたので娘と一緒に久留米のケーキ屋さんに向かいました。娘の3歳の誕生日の時に買って好評だったのでクリスマスもお願いすることにしたのです。

ケーキ屋さんの小さなお店に着いて注文したケーキを包んでもらう間、店内を眺めながらクリスマスの雰囲気を二人で楽しんでいました。店員のおねえさんがおまけのハートのチョコレートをくれたので娘とひとつずついただきました。さて、ケーキのお代をと思ってバッグの中を見たら財布が入っていなかった!娘がチョコレートをもぐもぐと食べながらその包み紙を握り締めていました。その時の幸せそうな娘の顔を見た後、おねえさんを見て勇気を出して言いました。

「ごめんなさい。財布を忘れてしまいました。今から財布を取りに帰ります。」

けれどもおねえさんは、次の機会で大丈夫だと言ってくださったのです。

前回ケーキを買った時は父にお願いしたので私がこのお店に行くのは初めて。それなのに財布を忘れてしまうなんて本当にうっかりしています。

ケーキ屋さんを出て歩きながらコートのポケットに手を入れてみると、どんぐりがひとつだけ入っていました。明日ケーキ屋さんに行く時にこのどんぐりも一緒に渡そうと思います。

このケーキ屋さんはお庭にリスでも居そうな静かな佇まいでした。移動販売もされているそうでお店の名前はボン・ヴィボンと言います。

一枚の葉っぱ

「これ どんぐりのおれい。また遊ぼうな。」

そう言って今朝娘に渡してくれたのは一枚の葉っぱ。

この週末は新しい出逢いのあった思いがけない時間を過ごすことができました。

前述のどんぐりのお礼として葉っぱをくれたのは一人の青年。ご近所さんの息子さんで普段は大阪に暮らしているそう。ホテルのフロントで働いているとのこと。娘と中庭で遊んでいたら突然ひょいと入ってきて「こんにちは。」と、とっても社交的。初対面なのに娘がいるから三人で小一時間ほどおしゃべりしたり走ったりして親しくなりました。今回の彼の帰省の目的は、妹さんの定期演奏会を見に行くというもの。妹さんは、鳥栖商業高校吹奏楽部に所属していて今回が卒業前最後の演奏会だということでした。その青年 Yousuke 君家族と一緒に昨日はその演奏会に行ってきました。

鳥栖市民文化会館大ホールでの演奏会。メンバーが一つになってお客さんたちに一生懸命練習の成果を発表しているエネルギーに溢れた音楽会でした。三部構成でクリスマスを意識した内容になっていたり、男性部員だけのダンスや三年生ひとりひとりの旅立ちのことばが発表されたりと胸が熱くなる場面がたくさんありました。Yousuke 君の妹、文ちゃんのことばが印象的でした。

「お父さん、お母さん、練習から帰ってきた私をいつもやさしく迎え入れてくれてありがとう。文はお父さん、お母さんのことが大好きです。」

素直でいいなあと、目頭が熱くなりました。自分が高校生の頃は、こんなに素直に表現できませんでした。

演奏会を通して文ちゃん、Yousuke 君の家族の温かさに触れることができた時間となりました。

なぜ、Yousuke 君とローマ字表記にしているのか。

彼はとても社交的で接していると海外の人と居るような気持ちになるので敢えてローマ字で書きました。アメリカに1年ほど語学留学したそうでその時に大きく変わったそうです。以前は内向的だと話してくれましたが、それが信じられない位コミュニケーションをとるのが上手なのです。楽しそうと書いた方が適当かもしれません。

今朝、大阪に帰る前にマトリョーシカのお人形を持ってきてくれました。しかも猫版でした(笑)

どんぐりのお礼にもらった一枚の葉っぱ。保育園に着いても娘はしっかりと大事そうにそれを握りしめていました。

今後の彼の活躍がとても楽しみです。ありがとう!

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