それぞれの道

先日、鳥栖市の三歳児健診に娘を連れて行きました。
身長を測ってもらったところ101.4センチでした。これは生まれた時の身長のほぼ二倍です。三年と7ヶ月でこんなに大きくなるのですね。
彼女の成長ぶりは体の変化だけではないですね。もちろん。自分でトイレに行けて、ご飯が食べられて、ママの大切な話し相手になってくれているのですから。
最近は家事を手伝ってくれることもあり、昨日からお風呂掃除を頼むことにしました。初日は履いていたスカートが濡れてしまったので、今日は下着だけの身軽な姿で張り切ってお風呂の浴槽を磨いてくれていました。私が普段は磨かない窓の下辺りも丁寧に磨いてくれました。
じっとしていることのない娘なので何か仕事を与えると目の輝きが増してとてもうれしそうです。彼女がやりたいと思っている仕事はできるだけ彼女にお願いするように親の方も工夫して見守ってあげることが大切なのだろうと思います。ママがやっている仕事を自分ができたらそれは彼女にとって大きな喜びになるのでしょうね。
ママのお手伝いができた!彼女は純粋にそう感じて体全体を使って一生懸命に取り組むのですから。彼女の中で達成感が得られて自信にも繋がると思います。今度は何をお願いしようかと考えているところです。

さて、三歳児健診の話に戻ります。健診前に記入しておかなければならない問診票がありました。その中に目の検査も含まれており、同封されていた視力の指標となるあのCのカードを使って見え方の検査をしたのです。その時、私の母の久しぶりに生き生きとした表情を見ることができました。
私の母は長年、小学校と中学校の養護教諭をしていました。昨年に退職し現在は専業主婦です。30年以上、外で働きながら家事をこなす忙しい日々でしたが、彼女を支えていたのはきっと仕事における大きなやりがいだったと思います。
家事に専念し家の中で大半の時間を過ごす今の生活リズムに母は違和感を感じているようです。
そんな彼女が孫娘の視力検査をしてあげている時は、とてもうれしそうで表情が生き生きと輝いていました。学校での健康診断は母の仕事の中で毎年恒例の一大イベントだったのですから。仕事をしている時の母を見たことはほとんどありませんでしたが、きっと私が想像しているよりもずっと楽しんで働いていたに違いないとこの時感じたのです。

家族それぞれの状況はこの一年で大きく変化しました。

私たち家族を支えてくれている母の存在はとても大きく、彼女がこれからの今を楽しんでいかれるように私たち家族も考えていかなければならないと思っています。

紫陽花の季節に

毎日同じ道を通っていても見える景色は少しずつ違うものです。

ここ最近、とりわけその美しさが際立っている紫陽花たち。
気温が高くなり雨の多い5月でしたが、紫陽花たちは天に向かってのびやかに時を刻んでいるのです。

来月でうきはから鳥栖に越して一年になります。友人の家から分けてもらった紫陽花を引っ越し間際のうきはの家に飾り、引っ越す時も大切に持ってきたことを思い出しました。あれは、空色の紫陽花でした。
荷物が片付いていない部屋に花を飾るスペースだけを確保していつまでも愛おしく眺めていた日々のことが懐かしく思い出されます。長持ちするようにお水を替えて毎朝お花にお水をかけていました。随分長く持ちましたが、ついに枯れてしまった時、うきはで過ごした日々がこれで終わってしまったように感じとても寂しくなった自分がいました。そしてそれから数ヶ月はホームシックの状態が続きました。

その後、夏が過ぎて秋が来てAutumnを始めました。いつの間にか鳥栖のまちが自分の日常の景色となりホームシックではなくなっていました。
それからは日々慌ただしく過ぎていき、再びこの紫陽花の季節になっていたのです。

このまちに引っ越してきたからこそ出逢えた人たちが本当にたくさんいて新たなご縁に感謝の気持ちで一杯です。

この春からライターのお仕事をさせていただくことになりました。これも不思議なご縁だと思います。
そして自分自身のコミュニケーション方法は“書く”ということで自分らしさを表現できるのだということも。

紫陽花たちを見ていると風とひとつになっているかのよう。

私自身もそうありたい。改めてそう感じた5月最後の日曜日でした。

お菓子を作るわけ

今日は久しぶりに夜更かししてこのジャーナルを書いています。

実は今、この記事を書きながらお菓子を焼いているところなのです。妹に頼まれていたかぼちゃのチーズケーキがオーブンで準備中です。今回はかぼちゃが少なかったのでさつまいもも混ぜてみました。明日の我が家のおやつです。

いつもそうなのですが、私にとってのお菓子作りと文章を書くことは関連しています。だいたい文章を何か書こうと思っている時はその前にお菓子を作っているのです。しかも夜にです。

なぜだろう。このことについて今日は少し考えてみました。材料の分量を量りながら、生地を混ぜながらね。

おそらくお菓子を作りながら私は今日一日の出来事について様々なことを思い出していると思うのです。家族皆が寝静まった時間にゴソゴソと一人起きてゆっくりと考えるのです。その日の楽しかったこと、うれしかったこと、あるいはちょっと引っかかっていることなどいろんなことを。とりわけそれは娘との時間についてのことが大半を占めているように思います。

最近の娘の様子を一言で表現すると、
“自分で何でもしたい!”
この気持ちが最高潮に達しているのです。だから、そのような娘の気持ちを私がちゃんと尊重してあげられたかどうか。
これは、毎回葛藤するところです。

娘の気持ちを花に例えるならば、花が咲く前の段階の時に私がその花を摘み取って枯らしてしまわないようにしなければならないのです。
けれどもここ数週間の自分を振り返ってみると娘の花をなんとたくさん枯らしてしまったことか!ちゃんと待てない自分がいました。
だから自己を反省して新たな気持ちで娘と過ごしていこう!という決意表明のようなものをお菓子を焼くことと文章を書くことでリセットしているのだと思います。私の焼いたお菓子を食べている娘の笑顔や周りの人達の喜んでくれる顔を見ていたら力が湧いてくるのです。プラスの感情とマイナスの感情全部をざっくりと混ぜて焼くのです。すると、小さなため息の数が、実は粉と他の材料の混ざり具合を大きく左右して僅かな味の違いとして出てきたりするのかもしれませんね。だから、お菓子作りは楽しいのです。

今日のかぼちゃ&さつまいものチーズケーキはどんな味になっているのでしょう。明日の楽しみがまたひとつ増えました。
おやすみなさい。

ラジオの時間

NHK の今年度の語学番組が始まって2ヶ月が過ぎようとしています。みなさん、ご自分にあった番組は決まりましたか。

Autumn では、「継続して聴いています。」「習慣になると意外と続けられるものですね。」といった声、また最近では、直接の生徒さんではない方からも「語学のやり直し学習を始めました。」というような話まで聞くことができとてもうれしく思っているところです。

中学生のある生徒さんは基礎英語2を目覚まし代わりに聞いているそうです。これは毎日の生活リズムにラジオ講座がちゃんと組み込まれている証拠だと思います。私もこの生徒さんを見習ってラジオ講座を一日のスケジュールの中に組み込むことにしました。

この NHK ラジオ講座の良いところは一日に平均3回同じ番組が流されているというところです。一日に3回チャンスがあるのですから、どの時間帯が一番良いかをもう一度考えてみてください。私の場合、3つの番組を聴いているのですが、例えばラジオ英会話ですと、初回は朝の6時45分から15分です。初回に聴けるのがベストですが、朝の慌しい時間と重なってしまいますので、お昼の12時25分からか次の15時45分からを目標に聴いています。最後のチャンスの回、21時45分からは寝かしつけなどで難しいし、昼間に聴くほうが私の場合は効率的なのです。どうしても全ての回を聴くことが難しい日は、“Tomorrow is another day. (諺:明日は明日の風が吹く)” の心持ちで次のタイミングを待つことにします。軽やかにテンポよく、そして継続するということを大切にしていけば楽しく続けていかれると思います。

それから、後回しにしないことも続けていかれるコツだなとしみじみと感じている Autumn です。

みなさん、お忙しい日々だと思いますが、楽しく継続していくことを意識してもう一度ラジオ講座の時間を見直してみてください。

蛍が飛ぶ部屋で

先週末もまたうきはの友人の家に遊びに行ってきたところです。今回は土曜日から1泊でゆっくりと。
友人と私たち親子で筑後川温泉に入りに行った後、家に戻ってから友人が夕飯の支度をしてくれました。メニューを前もって考えてくれていたのです。

ディナーメニュー:竹の子とフェンネルのパスタ、厚揚げのカレーキッシュ、新玉ねぎとスナップえんどうのスープ、アボガドと豆腐のサラダ

温泉に行く前にウィンナーとパンを調達して私は、デザートだけ準備しました。最近の定番になりつつあるかぼちゃのチーズケーキです。
娘はいつもと違う場所での夕飯に興奮気味な様子。パーティーだね!と何度も言いながら竹の子のパスタをほおばっていました。
友人の作る料理は素材たちが新鮮でとても元気なのです。それぞれが笑いながらおしゃべりしているかのよう。
彼女が自分の畑で採れた野菜を中心に調理していることもあるのでしょうが、それ以上に彼女が料理を楽しんでいる気持ちが食べる側にも伝わるからだと思います。今回改めてしみじみと美味しいなあと感じました。中でもキッシュは彼女の定番なのですが、今回のは厚揚げ入のカレー味。そして数種類の豆が入っており絶妙な組み合わせでした。
愛がこもった味というのは身体の奥底にじんわりと響きわたるのでしょうね。

8時過ぎ、お腹が満たされた位の時間になったらいつの間にか暗くなっていたので、蛍を見に行くことにしました。
友人の家の前を流れている川が蛍の光で美しく変化していました。いつもおしゃべりな我が子もこの時は静かになりました。光の動きに集中していたのだと思います。いつの間にか手の中に数匹捕まえており、それらを家の中で飛ばしていました。
寝室に蛍が飛んでいる体験は娘も私も初めて。娘が夜中に一度目を覚ました時、始めは泣いていたのですが、蛍が飛んでいることを確認したら再び静かになって布団に入っていきました。

玄関を開けたら蛍が飛んでいる場所に友人が住んでいることがとてもありがたいです。今回もお世話になりました。

5月も後半ですね。もうしばらく蛍が楽しめそうです。

野イチゴを摘みに

みなさん、こんにちは。ここ数日晴天続きで、日中はとても暑いですね!お元気ですか。

久しぶりにブログ(ジャーナル)を書いています。これまでと勝手が違っていてようやく一人で書けるようになってきた感じです(笑)。
しばらく書いていなかったので、はて何から書こうか。そんな感じです。

まずは、先週の日曜日のことを少し。
うきはの親友の家に行って野イチゴをたくさん摘んできました。
親子で野イチゴ摘みの虜となったのは昨年から。今年も同じ場所で娘に野イチゴ摘みをさせてあげたいと思っていた私でした。
私たち二人にとって野イチゴ摘みはとても大切にしたい季節の楽しみなのです。
摘み取った野イチゴをその場で食べる。これがたまらなく楽しいのです。この赤くてやわらかいイチゴたちは草の茂みに隠れています。草をそっとかきわけてみると真っ赤に熟れた天然の飴玉が顔を出してくれるのです。大きいものを見つけることができた時はとりわけうれしくて、娘と目を大きく開けてにっこり。そしてその場で口に運びまた二人でにっこり。
私は彼女がうれしそうに野イチゴを食べる姿が大好きなのです。見ているだけでしあわせがこみ上げてきて食べている娘にありがとうと言いたくなるのです。だから、きっと来年も同じ場所でこの野イチゴを摘めたらと思います。
お互い健康で少しずつ変化をしながら一年を過ごして、また来年も楽しく野イチゴ摘みができますように!きっと娘はまた大きくなってお姉さんになっているのでしょうね。

この友人の家の裏にある少し高台の畑は草が生い茂っていたそうですが、私たちが来るということで1時間位草刈りをやってくれたそうです。
彼女のおもてなしはおおらかで広くて大地のようです。いつも私たち親子を見守ってくれて本当にありがとう。
彼女の畑にはいちじくやブルーベリー、そしてレモンの木が植えられていてこれからの彼女の畑がどんなふうに変わっていくのかとても楽しみです。

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