心のゆとり

朝から風がとても強く吹いています。午前中のレッスンの生徒さんが帰られた後くらいから雨が降り始めました。

今日は久しぶりにゆっくりとブログを書いています。数日前に焼いた米粉のパウンドケーキとコーヒーでティータイムを楽しみながら。
レモンバターを少し入れて作ってみたので香りがほんのりとレモンでなかなか美味しいです。

我が家の玄関はこの風を避けるために切ったハーブの花やいただき物のお花たちで賑やかです。大きな花瓶に全部まとめて活けています。
昨年の秋に植えたベルガモットの花の蕾が膨らんでおり一気に赤い色が出てきました。どんなお花が咲くのか楽しみです。
このベルガモットの苗もボアさんで購入したものです。このお花やさんで売られている切り花、鉢植え、そして苗物の全てが本当にどれも個性的なものたちばかり。咲くタイミングや成長のスピードもなんとなくですが、独自のリズムを持っているものが多いような気がします。切り花でさえもこちらが咲かないかなと諦め始めていたりすると突然咲いたり、花開いてみると意外な色や形をしていたりと変化を楽しめるのです。咲いた時は店主のさちこさんの素敵な笑顔が浮かびます。

お花やさんに一歩入ると、そこにはとても深遠な世界が広がっています。夜の10時まで開いているそうですから気になる方はぜひゆっくりとした時間に行かれてみてください。

さて、昨日図書館である本を借りてきました。
『おこりんぼママ』(ユッタ バウアー作、 小森香折訳:小学館)
ペンギンの親子のお話です。出だしがとても印象的。
“きょう、 ママが、ものすごく どなった。”
この文章から始まります。ペンギンママの怒鳴り方が激しすぎて主人公の“ぼく”は体がバラバラになって飛んで行くのです。
なんだかこのひと月くらいの自分と娘の状況のことをそのまま言い当てられているような気持ちになりました。

自虐的になって娘にこの本のことを話すと、目をキラキラと輝かせながら
「『おこりんぼママ』よんで よんで!」と、とても反応が良かったです。彼女の笑顔に少し複雑な気持ちになりました。

娘の中ではすっかり
ママ=おこりんぼ のイメージが出来上がってしまったのでしょう。

大きな声を出してもひとつも良いことなんてないです。本当にね。

学び多きこのひと月あまりの日々でした。
心にゆとりをもって暮らしていくことの大切さをしみじみと感じました。

あきちゃん、ごめんなさい。

神水

毎日飲むお水はとっても大事!

美味しいお水を求めて先日の佐賀行きの帰り、神埼で良水探しをすることにしました。
水が汲める場所を前もって調べていたわけではないのですが、ホームセンターで12リットルの水入れ容器は2つ買っていたのです。
きっと美味しいお水に出会えるはずだ!と自分に言い聞かせながら。

背振の山を眺めながら31号線を車で走っていたら水車のマークが載っている案内板を見つけ、ピンときました。
「水車があるところにはきっと美味しいお水があるにちがいない。」と。
しあわせなことに、その予想は的中しました。

水車の里という施設で地元の方に教えてもらったのは、神埼市の仁比山(にいやま)神社。境内は楠の大木をはじめとした樹齢何百年という巨木が沢山立っていました。そして境内の緑にはあますところなく美しい水と空気が行きわたっており、葉の両側全てが潤っているのでした。
神殿の裏にひっそりとある水汲み場。竹筒から流れてくるお水は澄んでいて手ですくって飲んでみたら冷たくて口当たりがまろやかでした。本当に美味しかった。
水が湧き出ている場所の周りにはシダ植物が生えていてその下には神話伝説に出てくる猿が祀られていました。様々な姿をした猿の石像が並んでいたのです。
「ヨウキテクダサッタ。コンニチハ。ドウゾ オキノスムマデ スズンデイカレナサイ。」

水汲み場にしゃがんだ瞬間ひんやりと冷たい空気を感じました。立派なハサミの蟹が水の流れと同じ方向にゆっくりと動いていましたよ。

あれから毎朝その神水で顔を洗うようになりました。娘にもそのお水で顔を拭いてあげています。
それから、愛猫の水にも同じものを。

内側から美しくなったような気持ちになりなんだかとてもうれしいです。

水出しアイスコーヒーや梅ジュースもありますよ。どこかの避暑地の喫茶室さながらです。
なかなか気に入っているんです!

てくてくてく

先ほど娘が眠りました。いつもは私が絵本を読んであげて眠りにつくあきちゃんですが、今夜は彼女自ら歌を歌ってから寝たのでした。
♪やねよ〜り たかい こいの〜ぼ~り~ おおきな まごいは おとうさん(じゃらん じゃらん)......
自分の枕をギターに見立てて伴奏をしている音まで口ずさんでいました。
きっと彼女の担任の保育士さんの真似なのでしょう。かえる組のショウタロウさんはいつもギターを弾いてくださるようです。
どんぐり眼をきらきらと輝かせながら歌うあきちゃんの歌声は本当に心地よくママの子守唄になりそうでした。

いつもは一緒に眠って早朝に私だけ起きるようにしていますが、今夜はどうしてもこのジャーナルを書いておきたかったので眠らずにパソコンを開いています。

今日は朝から雨でした。雨降りのしっとりとした空気が夜も続いていて昨夜までの蒸し暑さは消えています。気温がちょうど良いです。

6月16日は、我が家の引っ越し記念日です。一年前の今日、鳥栖に引っ越してきました。
引っ越しの日は2日にわたり業者さんが来られて、てんやわんやになっていました。15日に詰めた荷物を16日に鳥栖の家で業者さんと一緒に開いて仕舞っていくという予定となっていました。両親は朝の早い時間に鳥栖の家に向かって、私は少しゆっくりめに自分の車で吉井を後にしました。あきちゃんと猫のパメラと三人で。あの日も今日みたいな優しい雨が降っていたのを覚えています。
実家を1軒丸ごと全部片付けての引っ越しは我が家にとっての一大事。引っ越しで家族全員が体力と気力を使い果たしてゼロからのスタートとなりました。
引っ越してからひと月くらいは家族皆とても早い時間に眠っていました。本当に疲れていたのだと思います。

あっという間に一年が経ったようにも思えますが、新しいことの連続で密度の濃い日々でした。

2年目は、その濃さを調整できるゆとりが少し生まれてくるような気がしています。
時には立ち止まりながらでも、自分を信じて歩いていく。てくてくてく。
この速さと歩幅は大切にしたいです。

Congratulations !

Autumn では生徒さん用にスタンプカードを準備しています。
一回のレッスンで一つ、ポン。
生徒さんが前回のレッスンから一週間後、同じ曜日の同じ時間に無事に来てくださることはとてもうれしいことです。
学生の生徒さんだったら学校行事や定期テスト、それから日々のお勉強で忙しい。大人の生徒さんはお家のことやお子さんのこと、それからお仕事などで慌ただしい日々。そんな中、週に一回それぞれの生徒さんと一時間半を共に過ごすことができるのは奇跡の時間のようにも思えます。
みなさん、本当によく頑張っていらっしゃいますよ。

昨日、スタンプカードが1冊終わった生徒さんがいました。Autumn 一人目の完走者です。中学生の女の子、のんちゃんです。
彼女は、昨年の12月に入会されて以来一度もお休みなしでレッスンを受けてくださいました。この半年弱本当によく頑張りましたね。
この生徒さんはとても丁寧にノートを取って課題をいつもしっかりとこなされています。2年生になって英単語のお勉強を一生懸命されているようです。
コツコツと一歩ずつ歩んでいく彼女のペースは見ていてとても心地が良いです。私自身も英語の勉強を始めた頃の気持ちを思い出すことができ励みになるのです。
語彙力の強化は私にとっても永続的な目標だと日々感じています。

のんちゃんは、レッスンが終わると毎回必ず私を見送ってくれます。
「さようなら。また来週ね!」
私がそう言うと彼女はにっこりと笑いながら Autumn の車が見えなくなるまで手を振り続けてくれるのでした。

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