祖母の台所

こんにちは。今日も神埼は快晴です。八天山がはっきりと見えてその頂上の更に上を様々な形をした雲がゆったりと浮かんでいます。山際は凹凸部分まで緻密に書かれた線のようで眺めていたら時の経つのを忘れてしまいます。

みなさんはお元気にお過ごしですか。私の方は普段と変わらず鳥栖と神埼の往復生活を楽しんでいます。日常の中に英語を学ぶ時間をどうしたら作っていかれるか生徒さん達と試行錯誤しながら日々を暮らしています。
二週間前から始めた【英語の小説を1冊読み切る】という新しいクラスでは、日系アメリカ人Cynthia Kadohata の『Kira Kira』を読んでいます。毎回1章ずつ読んできてもらうことを毎回の課題としています。どうか挫けずに読み進めて下さいね。こちらのクラスについての詳細はまた別の機会に書くことといたします。

さて、本題に入りますね。今日は昨日行って来た祖母の家でのことを書きます。
私の祖母は今年の夏で92歳になります。夏の一番暑い時に生まれたので夏子さん。この夏子さん、今でも元気で台所にも立つことができています。祖母は私の叔父と二人で暮らしているのでその叔父さんが台所のこと、畑のことなど本当に何から何まで頼もしくサポートしてくれているのでこれまでの自分のリズムを崩さずに暮らせているのだと本当に叔父さんには頭が下がります。もちろん祖母は元来とても働き者なので日々の暮らしの中で沢山体を動かして自分で体力づくりをしていることも元気に過ごせる大きな理由なのだと思います。
この数年は私自身が引っ越しやら自分自身のことで精一杯で祖母の家はしばらくご無沙汰になっていましたが、ようやく去年の終わりごろから娘を連れて遊びに行くというリズムができてきました。母方のこの祖母とは一緒に住んでは居なかったけれど、頻繁に泊まりがけで遊びに行っていたので家族同然の存在でした。数え切れないほどの思い出がありますが、祖母との時間を象徴しているのはやはり台所です。泊まりに行くたびに祖母と一緒に買い物に行って夕飯の支度をする。これが祖母の家で繰り返しやってきたこと。今は、叔父さんが買い物に行ってくれますが、自分の畑から必要な野菜を採ってきたり調味料を揃えてくれたりと、やはり台所を取り仕切っているのは祖母のようです。
昨日は、叔父さんの好きなおかずでしかも祖母の畑の野菜が使えるものをと考えたメニューはコロッケ。分業制になった台所は新しいメンバーが加わり新たな活気が生まれてきたように感じました。もちろん新メンバーはあきちゃんです。叔父さんとあきちゃんが買い物に行っている間、祖母とジャガイモを茹でたりとコロッケの下準備をして待っていました。二人の帰宅後みんなで丸めて衣をつけてあっという間にコロッケの完成です。
祖母を囲んでみんなそれぞれができることを担当しながらの夕飯の支度は勢いがあって楽しい。家族の力を養ってくれる台所は時代が変わっても動き続けています。祖母の台所に立ちながらその場所の重みを感じていました。

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