土曜日の楽しみ

「今日は図書館に行こうね。」
あきちゃんと図書館に行く約束をして土曜日も彼女を保育園に預ける。夕方の5時前に脊振まで上ってお迎えに行った後、最近は近くの脊振図書館に寄ることが増えてきた。脊振2000年館という名前のこの建物はもともと幼稚園だったところ。子どもの数が少なくなり廃園となったせふり幼稚園の1階部分が現在では神埼図書館の分館となっている。
常駐の司書さんは一人。土曜日の夕方の時間は司書さん以外に誰もいない。絵本が置いてある方の部屋でそれぞれが借りたい本を探す。平仮名はだいたい読めるようになったあきちゃんは椅子に座って静かに絵本を読んでいる。黙読ができるようになったんだなあと我が子の成長を静かに見守っているところだ。
誰も居ない小さな図書館で親子の読書タイムが楽しめるのは幸せなことだと思う。人の気配もなく静かな場所で本当に読書に集中できるのだ。
沢山の本があるわけではないけれど、その時に出逢う絵本たちを5冊ずつ借りて行かれるのは本当にわくわくする楽しい時間だ。読んでみたいと思った本をゆっくりと手にとって借りるかどうか決めるこの一連の作業はとてもぜいたくなことだと思う。都会に行くとたくさんの人や情報に疲れてしまう私だが、この図書館はそんな心配もなく私たちには丁度よい。
あきちゃんが借りたい本と私が彼女に読みきかせしてあげたい本で合計10冊。司書さんと返却日の確認をして図書館を後にする。

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