唄うように

このところ晴天続きですね。桜の季節にしてはとても珍しいことだと思います。毎年のように桜が見頃になった頃、雨が降って花びらが散ってしまい残念に思っていたからでした。
神埼で迎える最初の春はお日様の存在がこれまでにないほど身近に感じます。

さてさて、しばらくジャーナルを書いていませんでしたが、みなさんお元気にお過ごしですか。春は進学や進級など節目の季節でお忙しくされている方が多いかと。どうぞお身体を大切にみなさんがこの春を心地よく過ごして行かれますように。

ここからは、最近思うことについて。娘のあきちゃんが、この4月から保育園の年長さんになりました。歌ったり踊ったりが大好きなようで気持ちが向いたときに自作の歌を発表してくれます。先日も自分で舞台を設置して春を思わせるような明るくてやわらかな歌を披露してくれました。日々の暮らしの中でたくさんのことを一緒に話しているはずなのに、歌はまた別物。そう強く感じました。その瞬間にメロディーにことばをのせて想いを伝えるのです。自作だからこそなおさらその魂が伝わるのかもしれません。特別な感じがあり歌うって良いなあと思ったところです。
ことばが単なる言葉に過ぎないこともありますが、話し手や語り手の想いが込められていることばたちは本当に力があると思います。
偶然ですが、先日久留米市美術館に行った時のこと。『美術手帖 2018年3月号』という雑誌を見つけ購入してみました。“言葉の力”という特集で美術、詩、音楽など様々なジャンルの言語表現についての今が書いてあります。

我が家の小さな詩人は少しずつ文字が書けるようになってきています。
それはこんなふうにです。
“すこしもさ
むくないわ
りんごのか
わたぺた
ことある
の おいしいよ”
彼女にとっての春のうた。それぞれの文字がとても大きく書かれていて見るたびに思わず笑みがこぼれます。文字を覚えたての頃って書けることがうれしくて線に勢いがありますね。

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