新クラス:Kira-Kira

先月からCynthia Kadohata のKira-Kira という小説を読むクラスを始めました。
このクラスの一人目は、英語を学ぶことがお好きなY さん。私がうきはに住んでいる時からお世話になっている整体師さんです。産後、子育てに目を回していた頃、自分自身の体の調子がとても悪く友人に勧められて以来ずっと体の歪みを整えてもらっています。昨年の引っ越しの前後はしばらくお休みしましたが、久しぶりに神埼で整体を施してもらった後の体の爽快感がたまらなく心地よく、トランポリンで空中高く飛んでいるような気持ちになりました。あの時の感動がずっと残っていて今でもお願いしています。そのY さんは、どちらかというと寡黙な方ですが、読書や音楽・美術鑑賞などはとてもお好きなようでそんな話をされる時目が輝き始めるのです。まさにY さんの顔が小説のタイトルと同じようにきらきらと輝く瞬間です。

さて、そんなY さんと1レッスンで1章ずつ原文を読み進むクラスが楽しくなってきたところ。今日がその3回目のレッスンの日でした。3章は長くて全部の解説が終わらず、、、全部の章をしっかりと読んでこられたY さんは「もやもやが残ります。」と言われながら、今日は帰って行かれました。ご自分で読まれた時の解釈と実際の話が微妙に違っていたり、読み進めている途中で話の流れが分からなくなったりされるそうで一緒に物語を解読していくことが楽しいとおっしゃっていました。私も今日は時計を見て2時間も経っていたことに驚きました。どっぷりと物語の世界に浸っていたら時間を忘れてしまったのです。次回まで2週間ほど開きますが、3章の残りは次回のレッスンに回します。

では、この話がどんな内容なのか。
これまでのあらすじを簡単に書いてみました。
アメリカの中西部アイオワ州にある日本人のコミュニティに住んでいたTakeshima Family。物静かで忍耐強いお父さんと小柄で繊細なお母さん、そしてその二人の子どもたち、Lynn とKatie姉妹。時代は1950年代。両親が営んでいた小さな日本食材を売る商店がうまくいかなくなり、Takeshima Family は南部ジョージア州に引っ越すことになりました。Takeshima の両親がジョージア州に住んでいるKatsuhisa 伯父さんが経営している養鶏場で仕事を世話してもらうことになったからです。見渡す限りトウモロコシ畑が広がっているアイオワでの暮らしを諦めて生活のためにTakeshima Family はジョージアへと向かいます。両親の運転する車と伯父さんのトラック2台で彼らの大移動が始まります。
利発で勇敢、そしてチェスが強い姉のLynn。彼女は妹のKatie に人生で大切なことを色々と教えてくれます。タイトルにもなっているKira Kira という日本語。これを教えてくれたのもLynn です。Katie が小さい頃、きらきらと輝く星空を指して何度も「あれがきらきらだよ。きらきらと言ってごらん。」とLynn は教えてくれました。姉のおかげでKatie はKira-Kiraという言葉が大好きになります。
光り輝くもののもつイメージやその具体的なものは人によって違いますが、読みながら自分にとってのKira-Kira とは何だろうと考えてみたり、この物語を通してKira-Kiraと前向きに生きていくためのものの観方をこの物語は教えてくれる予感がします。(私もまだ4章の途中までしか読んでいません。)

このクラスの第一の目的は、英文を読むこととその物語の世界観を味わってもらうということです。
一人だと途中で挫けてしまうかもしれない英文の読書。これを読破した時の達成感は何にも代えがたいものがあるはずです。
共に頑張っていきましょう。

*このクラスに興味をお持ちの方は、ご連絡ください。1回3,000円で行っています。こちらは、グループレッスンでも対応可能です。(本代が別にかかります。)どうぞよろしくお願いします。

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