詩を(如月)

赤に包まれて

もう
悲しくて泣いたり 怒りで憔悴しきったり
地団駄ふんだり
そんなことは いつの間にかしなくてよくなりました

そのかわり
鳥たちの歌声に耳をすませて 一緒に歌ったり
路地裏に咲いている草花を眺めたり 大きな木の下に座ったり
猫と見つめあったり 子どもたちと笑ったり
たくさんのしあわせを ひとつひとつ ひろうのが楽しくなりました

両手をひろげて かろやかに
今日もステップを踏みましょう
あなたと共に ワルツを踊りましょう
赤い国の住人が あなたの帰りを待っています
あなたは うれしくて
しあわせのなみだが あふれるでしょう

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