詩をどうぞ(春の詩:3)

朝露の微笑み

あるひとは言いました
あなた とても手が美しいわ
そう言いながらその人は静かに涙を流していました

しばらく泣いたあと そのひとはまた言いました
あなたの手 涙の泉で清められているの
だから 美しいの

そう言われた私も その人の隣に座って泣きました

そして しばらくして そのひととわたしは
微笑みあっているのでした

朝露の光る 緑のじゅうたんに座って

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