水が欲しい
それも とびっきり澄んだ
どこかの空気が美味しい泉から
涌き出る 水が欲しい

ひとたび 柄杓で すくって 水をのめば
たちまち 瞳は 輝きを増して
呼吸は ゆっくりと 深くなる
歓喜の涙で 肌は潤う

苔むした 岩より涌き出づる 尊き魂の杯
いにしえの時より 人は 水で喉を潤した
水の戯れに 憧れた

たとえ 目の前にある 泉が枯れてしまっても
別の場所に ふたたび 水は流れはじめる

水を求め 人は生きる

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